今回おすすめするのは、「国産地養鳥もも切身(バラ凍結)」です。
地養鳥って何?そんな鶏がいるの?おいしいの?という声が聞こえそうです。
ブランド鶏的には、まだちょっと知名度が低いかもしれませんが、こだわりの飼育方法で飼育されている鶏なのです。
1.地養鳥とは
ホワイトコーニッシュ♂×ホワイトプリマスロック♀の鶏種で、飼育日数は55日前後、肥育密度は1坪当たり約45羽と平飼いでのびのび育った鶏です。
飼料は、地養素を含んだ飼料を与えており、鶏肉の臭みが少なく食べやすい肉質になっています。また、光沢、弾力性に富み、ジューシーです。
飼料には、オリーブ粕も使用する事で、噛めば噛むほど旨味が感じられます。
2.地養鳥の生産地
地養鳥の生産地である徳島県西武は、西日本屈指の高峰である剣山を代表した四国山地の山々、またその山から流れ出る豊かな河川に囲まれた自然豊かな地域です。
このゆったりとした自然の中で地養鳥は丹念に育てられています。
3.飼料に使われている「地養素」とは?
「天然素材」を原料とした混合飼料です。
①木酢精製液(コナラを中心とした広葉樹の隅から採取)
- 消臭効果により、鶏肉特有の臭みを取る
- アルカリ化を促し活力のある鶏にする
②ゼオライト
- 整腸作用
③ヨモギ
- 肉の光沢、色、弾力性を引き出す
④海藻
- 豊富なアミノ酸やミネラルにより肉の旨みを引き出す
4.工場の特徴
・エアーチラー(空冷)
- 日本初導入の空冷冷却装置
一般的な処理場で行う水冷方式とは違い、空気で鶏を冷やします。そのため、鶏肉が余分な水分を吸収するのを抑え、旨みを逃がしにくい冷却方法です。
鶏肉の水っぽさが改善され、美味しい鶏肉になります。
5.地養鳥の特徴
・肉の臭味が少ない
・旨みが強い
・味に持続性がある
・脂肪が少なく、甘みがある
6.おいしい食べ方
じゃあ、どうやって食べるのがいいの?おいしい食べ方はあるのかしら?と思われたと思います。地養鳥を使ったレシピをご紹介しますね!
【鳥ときのこのソテー】
〇地養鳥もも肉・・・300g 〇塩・こしょう・・・少々
〇皮付にんにく・マッシュルーム、レモンくし切り・・・各適宜 〇サラダ油・・・少々
①もも肉は、全体に塩・こしょうをふって少し(5~10分)おく。
②フライパンに油(小さじ1)を熱し、鶏肉を内側から入れ、焼き色がついたら裏返してフタをして中火で中まで火を通す。
フタを取って強火にし、皮目をパリッとさせる。
③②を取り出して、残った脂で皮付にんにく、マッシュルームを焼きます。
④お皿に盛りつけます。③の付け合せやお好みでレモン、塩・こしょう等を添える
・付け合せのヒント
フライパンに残った脂で、好みのきのこ、玉ねぎ、にんにく、ミニトマト等を炒めれば、旨みたっぷりの付け合せになります
【のっけてチキンどんぶり】
〇地養鳥もも肉・・・340g 〇塩・こしょう・・・各少々
〇ベビーリーフ、白髪ねぎ、七味唐辛子・・・各適宜 〇サラダ油・・・少々 〇ごはん・・・適量
[合わせ調味料]
しょうゆ・味噌・酒・砂糖/各大さじ1
①もも肉は、全体に塩・こしょうをふって少し(5~10分)おく。
②フライパンに油(小さじ1)を熱し、鶏肉を内側から入れ、焼き色がついたら裏返してフタをして中火で中まで火を通す。
フタを取って強火にし、皮目をパリッとさせる。
③合わせ調味料を加えて全体にからめ、とろみがついて照りが出たら火を止めます。
④どんぶりにご飯を盛り、ベビーリーフ、③のチキン、白髪ねぎをのせ、残ったタレをまわしかけます。
お好みでしみ唐辛子をふってください。
メーカーさんから聞いた上手に焼いておいしく食べるポイントは、皮から焼いて、その皮から出る脂で身を焼くととってもおいしく食べられるそうです。
メーカーさんは、試食の際にも油をひかないんですよ。と仰ってました。
また、シンプルに、塩・こしょうでソテーしたり、唐揚げにするのが一番おいしいかな?とも。鶏のプロが言うだけあって、シンプル イズ ベストなのかもしれませんね!
ぜひお試しあれ!