今回ご紹介するのは「たまごスープ」です。
COOPのたまごスープが誕生して、来年で25年になります。毎日食べても飽きのこない味で、ふわふわのたまごが美味しいですよね!こんなに長く愛されている商品の人気に迫ります!
1.たまごスープの歴史
■1993年
フリーズドライのたまごスープは当時も市場にはありましたが、洋風系・中華系・和風系
など特定の料理に合わせた味のものがほとんどでした。
COOPたまごスープは、どんな料理にもあうスープにしよう!と開発をスタートさせました。
卵液の温度や注ぐ速さなど何度も調整を繰り返し、数ヵ月かけてようやくこのふわふわ食感にたどりつきました。試作担当者は、完成するまでになんと100回以上も試作を
繰り返したそうです!
■1994年
COOPたまごスープ5食入発売。
生協では、全国各地での学習会の実施や、組合員をお誘いするときのサンプルで配るなど積極的に広め、みるみるうちにたまごスープの人気は広がりました。
(私もお誘いのサンプルで何回も持っていきました!食べてもらった方には、「美味しかった~!」とか「こんなに美味しい商品があるなら、生協しようかな?」という嬉しい声を聞きました。)
■1999年
たまごスープ10食入(箱入りタイプ)を発売。
組合員さんの「大容量タイプを作ってほしい」という声にお応えして、10食入を発売
しました。
■2004年
COOPたまごスープ、発売10周年。
■2010年
たまごスープ10食入を、箱入りタイプから袋入りへと変更。
■2014年
COOPたまごスープ、発売20周年。
■2015年
COOPたまごスープ5食入・10食入、2品同時にデザインリニューアル!
■2018年
再びデザインリニューアル!
2.COOPたまごスープのこだわり
【発売当時から20年以上守り続けているこだわり】
①たまごのふんわり感&なめらかなたまごの食感。
かき玉を理想的に仕上げるため、製造工程にもひと工夫しました。
ふんわりとしたかき玉に仕上がるよう専用のニーダー(窯)を使って、卵液を投入するスピード・量、かくはんの技術を確立し、独自の製造ラインをつくりました。
②新鮮なたまごをたっぷりと使用。
青森県・岩手県の契約養鶏場の採卵日4~9日のたまごだけを使用しています。
食感や風味が落ちないよう、冷凍ではない新鮮なたまごを使っています。たまごの新鮮さにこだわって、製造工場では厳しい基準により検査をしてから受け入れています。
③何度飲んでも飽きのこない味付け。
あっさりしたチキンブイヨンに、コクのあるチキンエキスをブレンド。まろやかで深みのある味わいに仕上げました。
さらに、わかめ・ねぎ・カニ風味かまぼこを彩りよくプラス。どんな料理にも合う“親子スープ”が組合員さんから大きな支持をいただいています。
3.フリーズドライ商品のできるまで
フリーズドライ製品の特徴
Q1.スープがすばやく溶けるのはナゼ?
凍らせたスープ内の水分は、急速冷凍によって微細な氷として凍っています。
真空状態にすると、その微細な氷が水にはならずに、気体となり乾燥され、多孔質のブロックになります。その部分にお湯が入り込むことで、素早くスープが元にもどる(再現される)のです。
Q2. どうしておいしいの?
フリーズドライは低温下で乾燥させる方法であり、食品組織が破壊されにくいという特徴を持っています。
そのため、新鮮な採れたて素材そのままの味・香り・食感・栄養成分を保つことができるのです。
4.COOPたまごスープのアレンジレシピ
【たまご雑炊】(一人分)
・CO・OPたまごスープ 1 個
・ごはん お茶碗1 杯分
たまごスープにごはんを入れればできあがり!
【にゅう麺】(一人分)
・CO・OPたまごスープ 1 個
・そうめん 1 束
そうめんを茹でて、たまごスープに入れればできあがり
【鱈のたまごあんかけ】(4人分)
・CO・OPたまごスープ 4 個 ・しじみ 200 g
・大根 3 cm ・にんじん 1/3 本
・しいたけ 4 枚 ・ニラ 1/4 束
・ごはん 茶碗 2 杯分 ・酒 大さじ 3
・塩 少々 ・水 700 ml
1.〈下準備①〉しじみは砂抜きをして、殻ごとよく洗う。
2.〈下準備②〉大根とにんじんは皮を剥き、3cmの長さの短冊切りにする。しいたけは軸を切り落とし、薄切りにする。ニラは3cmの長さに切る。
3.鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら大根とにんじんを加えて中火にし、ふたをして約5分ゆでる。
4. 3.に、しいたけ、しじみ、たまごスープ、酒を加えて煮る。
5.しじみの殻があいたら、ごはんとニラを加えて軽く煮込み、味をみて必要なら塩を加えればできあがり!
ぜひ、試してみてください!ロングランの秘密が分かっちゃいますよ~!