今回は「チキン南蛮」の紹介です!
サクサク衣に包まれた国産若鶏ササミと、ほどよい酸味の甘酢タレがセットになった「チキン南蛮」。
じゅわっとタレを含んだ天玉衣はたまらないおいしさ!です
■開発経緯
製造メーカーのマルイ食品株式会社さんは、主にマルイ農協で生産された鶏肉・鶏卵を処理・加工し、全国各地で販売しています。また、鶏肉・鶏卵を使った加工食品の製造・販売も行っています。
開発当時はマルイ農協で生産された鶏肉・たまごの販売が主体でしたが、そこから生産物を使用した加工品の商品開発を始めていきました。開発担当者は入社したばかりの若い社員さんが多かったですが、チキンを使った付加価値の高い加工品のアイデアを色々模索していきました。
検討していく中で「サクサク食感にこだわったチキンカツ」を作れば喜ばれるのでは?というアイデアがあがります。当時はパン粉を衣に使用したチキンカツが主流でしたが、より食感にこだわった特徴のあるカツを作るために、さまざまな衣を試していきました。
任された開発担当者さんは試行錯誤している中で「天玉」の食感に注目します。実際に天玉衣で試作してみると食感がとてもサクサクして味としてもおいしかった為、商品化が決定し、まずは「とり天」としてリリースしました。
その後、「揚げ物なのにさっぱり食べられ、また食べたくなるチキン南蛮 」をコンセプトに、鯵の南蛮漬けをヒントにして酸味のあるオリジナルの特製タレを開発し、チキンカツとこの特性タレをセットにする事で1990年に今の「チキン南蛮」が完成しました。
そのコンセプト通り、リリース後は全国の生協でリピーターが増え、たくさんの方々に愛される商品へと育ちました。
■リニューアル経緯
2016年5月、商品開発を担当する加工食品開発課では、チキン南蛮に寄せられた「肉が薄い、均一でない」というお客様の声に、何とか解決したいと取組みをスタートしました。
そして、開発から28年目の2018年4月にリニューアルを行い、品質もアップし、期待を裏切らないおいしさになりました。
グレードアップポイント
①お肉の量を増やし、肉感アップ!
肉量を10.7%増やして、厚みを均一にする工夫を行ったことで、食べ応えがアップしました。
②1パックあたり約20gの増量!
肉量を増やしたことで、1枚ずつの出来あがりが大きくなり、1パックあたり約20g増量です。(4枚入りの場合)
③安心の国産小麦使用!
天玉衣を海外産小麦から国産小麦に変更し、安心感と品質を高めました。
■チキン南蛮の特徴
ポイント①
サクサク衣の天玉!
サクッとした食感を実現する為、天玉を使用しました。玉の大きさが均一だと、肉の地肌が見えてしまい、うまく衣がつかない為、意図的に大きさの違う天玉を混ぜて設計しています。
開発当初から弊社独自の工夫で仕上げた特注品です。
ポイント②
やわらかなササミ!
「揚げ物なのにさっぱり食べられる」設計にするため、様々な部位を試しましたが、一番よくマッチしたササミを使用しています。ササミのやわらかなお肉と天玉衣のサクサク食感がこのクセになるおいしさを引き出しています。
ポイント③
野菜と相性抜群のタレ!
甘味と酸味のバランスにとことんこだわったチキン南蛮専用のタレが付いてます。
チキン南蛮だけでなく、野菜との相性もバツグンで、野菜と一緒にたくさん食べられます。
バランスよく栄養が摂れるのも、人気の理由のひとつです。
ポイント④
調理方法も便利に!
油の処理が面倒という組合員様の声に応え2015年よりフライパンで調理できるよう改良しました。
■おすすめポイント
①国産若鶏のやわらかい「ささみ」にサクッと仕上がる天玉衣をつけました。さっぱりと食べやすい甘酢だれにからめてどうぞ。
②お好みの野菜にカットしたチキン南蛮をのせ、タレをかけて一緒に食べれば美味しさ倍増野菜も摂れてボリュームのある一品に仕上がります。
③フライパンでチキン南蛮の半分が浸る量の油でOK凍ったまま調理できます。
■アレンジレシピ
チキン南蛮丼 2人前 調理時間:約20分(炊飯時間は除く)
チキン南蛮をガッツリ食べたい方におすすめ!
<材料>
・チキン南蛮・・・・・・・・2枚
・揚げ油・・・・・・・・・・適量
・チキン南蛮のたれ・・・・・1袋
・ご飯・・・・・・・・・・・茶碗2杯分
・キャベツまたはレタス・・・1枚
・タルタルソース
卵・・・・・・・・・・・2個
玉ねぎ・・・・・・・・・1/2個
マヨネーズ・・・・・・・大さじ4
塩コショウ・・・・・・・少々
パセリ・・・・・・・・・お好みで
①チキン南蛮をパッケージに記載の通り、調理し、たれは流水解凍しておきます。
②野菜は水洗いし、キャベツの場合は千切り、レタスの場合は適当な大きさにちぎっておきます。
③タルタルソースを作ります。玉ねぎはみじん切りにし、辛みが強い場合は水につけておきます。
④卵を耐熱皿に割り、爪楊枝で黄身に穴を数箇所開け、ラップをし、レンジで600W2分間加熱します。
⑤加熱した卵をスプーンでほぐし、粗熱が取れたら、玉ねぎ、マヨネーズ、塩コショウを入れ、よく混ぜます。お好みで、刻んだパセリを加えてください。
⑥丼にご飯を盛り、千切りキャベツ、またはちぎったレタスをのせます。
⑦⑥の上に4つに切ったチキン南蛮を盛り付け、タルタルソースとチキン南蛮のタレをかけて完成です。
チキン南蛮うどん&プチトマトのピクルス 2人前 調理時間:約20分(ピクルスの漬け時間は除く)
余ったタレも有効利用簡単に副菜が完成
<材料>
・チキン南蛮・・・・・・・・2枚
・揚げ油・・・・・・・・・・適量
・チキン南蛮のたれ・・・・・1袋
・冷凍うどん・・・・・・・・2玉
・うどんのつゆ・・・・・・・2杯分
・ミニトマト・・・・・・・・6個
①チキン南蛮のたれは流水解凍しておき、ミニトマトは水洗いします。
②ミニトマトのへたを取り、表面を爪楊枝で数箇所刺し、半分にカットします。
③小さい容器に②をいれ、解凍しておいたチキン南蛮のたれを入れ、ラップをして冷蔵庫で30分程度漬けます。
④冷凍うどんをパッケージ記載の通り、調理し、つゆも温めておきます。
⑤チキン南蛮をパッケージに記載の通り、調理します。
⑥丼にうどんとつゆを入れ、4つにカットしたチキン南蛮をのせます。お好みでねぎやかまぼこ、わかめをのせて「チキン南蛮うどん」は完成です。
⑦③で漬けておいたミニトマトは冷蔵庫から取り出し、小皿に盛って、「ミニトマトのピクルス」も完成です。
チキン南蛮のたれ漬け野菜かけ 4人前 調理時間:約20分(野菜の漬け時間は除く)
簡単な一工夫で野菜がさらに美味しく食べられる
<材料>
・チキン南蛮・・・・・・・・4枚
・揚げ油・・・・・・・・・・適量
・チキン南蛮のたれ・・・・・2袋
・玉ねぎ・・・・・・・・・・1/2個
・にんじん・・・・・・・・・1/2本
・レタス・・・・・・・・・・2枚
①チキン南蛮をパッケージに記載の通り、調理し、たれは流水解凍しておきます。
②野菜は水洗いし、玉ねぎは薄切りに、にんじんは千切りに、レタスは適当な大きさにちぎります。
③玉ねぎとにんじんを小さなボウルに入れ、タレを入れて軽く混ぜ合わせて20分程度つけておきます。
④大きめの皿にレタスを敷き、4つにカットしたチキン南蛮をのせ、上から③をかけて完成です。
野菜の青臭さが和らいで、お子様にも食べやすくなります